苅田バイオマスエナジー株式会社

苅田バイオマス発電所について

地球温暖化や気候変動が深刻な局面を迎える今、脱炭素社会の実現が提唱され、再生可能エネルギーへの期待がさらに高まっています。
バイオマスとは化石燃料以外の生物由来の再生可能資源の総称で、それを利用したバイオマス発電は、環境に配慮しながら、安定して継続的に供給できる電力です。
福岡県苅田町にある苅田バイオマス発電所。生物由来100%木質バイオマスを燃料とした国内最大級の発電所です。
出力規模
約75.0MW
面積
約48,000㎡
想定年間送電量
約500GWh/年(約170,000世帯分)
苅田町の世帯数は15,341世帯
燃料
木質ペレット、PKS(パーム椰子殻)、木質チップ(国内未利用材)
1 木質ペレットタンク
燃料となる木質ペレットを貯蔵するタンクです。
2 木質チップ倉庫
木質チップは雨に濡れないよう屋根付きの倉庫に貯蔵します。
3 PKSヤード
主にインドネシアから輸入したPKS(パーム椰子殻)を貯蔵します。
4 ボイラエリア
木質バイオマス燃料を燃やしタービンを回すための蒸気を作ります。
5 冷却塔
タービンから排出された蒸気を工業用水で冷却して水に戻し、ボイラ水として再利用するための設備です。
6 タービン棟
ボイラで作った蒸気でタービンを回転させ、タービンに直結した発電機が回転することで電気を発生させます。