苅田バイオマスエナジー株式会社

三原グループ株式会社 代表取締役社長
苅田商工会議所 会頭
三原 茂 様

今後20年当地で操業していただくなかで地域経済を長期間支えていただくとともに、さらなる町の発展と様々なまちづくりにおける大きな原動力となっていただけることを期待しています
―― 貴社が苅田バイオマス発電事業で担われている業務と、本事業に参画された理由を教えてください。
本事業にかかわる業務(役割)は、建設サービスの提供と事業推進に向けての様々な支援・協力とともに、地域経済活性化のため地元企業の参画を促進していくことです。
参画させていただいた理由は、レノバの木南社長より「本事業を成功させるためには地域の皆様の理解と協力が一番大切であり、これからも地域の皆様とともに歩んでいきたい」という基本理念をお聞きし、感銘を受けるとともに思いを共感させて頂き、「それならば」と、苅田町の企業の代表として出資・参画することを決めました。
―― 苅田バイオマスの操業開始によって、地域経済に期待することを教えてください。
地球における自然体系を守るためにCO2削減を実行しなければならないという、全世界的な取組のもと、国のエネルギー政策転換により新エネルギーへの移行が求められています。
バイオマスを燃料とした本発電事業は脱炭素社会に向けての先進事業であり、その事業を苅田町で展開されることになり、バイオマス発電事業の集積地・大拠点地域として全国に注目されることになり、これから企業進出における推進力をます効果につなげていただきました。
それと同時に厳しいコロナ渦が続く現状において、日本全国の各地域で地域経済の後退、雇用の損失、商業事業者の経営破綻が増加し続けている中、本事業の果たす効果は経済成長(税収増)を促すとともに安定的な雇用・地元商業者の活性化等大きな貢献と成果を成しえることができました。そして今後20年当地で操業していただくなかで、地域経済を長期間支えていただくとともに、さらなる町の発展と様々な形で「まちづくり」に貢献していただくことにより、一人でも多くの町民の皆様に親しまれ、愛されるプラントになっていただけることを期待しています。
※ご所属・お役職等は、掲載時のものです。